電源コードとプラグが燃えて溶けたので雷とブレーカー対応の品と入れ替えました

・何と電源タップが燃えた

普段使用している電源ケーブルとタップが燃えて溶けました。ケーブルなどは古く細いのを使っていたわけではなく、太いOA用の物が燃えたため今後の対策を考えサージプロテクトなどより安全な物に入れ替えたので、燃えた原因や対策などを含めて書いていきます。

・どうして燃えたのか

古い電源ケーブルやタップなどをを使っていると火災の原因になるので、以前から全てケーブルが太くOA用になっている物に入れ替えてありました。それでなぜ今回燃えて溶けたのかと言うと、半田ごてを他の電化製品と一緒に使用して対応ワット数を超えてしまったからです。


焦げたタップとプラグ、見事に溶けています

・どうして気づかなかったのか

実はかなり前から焦げて溶けていたのになかなか気づかずにいました。それは焦げた匂いがしていたものの半田ごてでレザークラフト用のワックスを塗っていてそのワックスが溶けた匂いだと思っていたからです。そして半田ごてを使うのが終わるとチリチリと音がしていて変だなと思いつつも運が悪い事に自分からは見えづらい方から溶け始めていました。以前家のブレーカーのケーブルが緩んでいたせいでブレーカー自体が焦げて溶けた事もありますが、その時も焦げたような匂いがしていたので、もし何かしら焦げた匂いがした時は電源系の全てを調べ直した方がよいです。

レザークラフトの記事はこちらです

火災予防と雷対策として電源タップとサージプロテクタを全て入れ替えました

・対策品を揃える

焦げた製品はすぐ取り外してもちろん使用するのをやめました。PCなどが繋がっているOAタップはサージプロテクトなどの機能が付いているのを使用していましたが、こちらにはついてなかったのできちんとサージプロテクトとブレーカー付きの対策品にする事にしました。


今回選んだ3商品

・特殊な事をしなければ必要ないのか?

半田ごてなど特殊な物は使わないしと思う方もいるでしょうが、普段使っている掃除機や除湿機など特にドライヤーなどは600〜1000Wを消費する物も多く、電源プラグの通常使用に耐えうる以上の電源を使っている事はよくある事です。特に古く作られた細い線を使用してある延長ケーブルやタコ足配線にしている方などは今一度電源周りを再確認する事をおすすめします。ホコリなども燃える原因になるので、タンスの裏やテーブルの下で使用している方はホコリが溜まっていないかも確認しましょう。

・スイッチ付きタップ

電源タップは使用していない機材の無駄な消費電力を抑えるためにスイッチ付きにしました。購入したのはパナソニックの商品で型番はWHS25239WPとなります。スイッチのオンオフがLEDが光るのではなく色が変わるだけの商品になります。


スイッチ付き電源タップ


ケーブルは2メートルで3個口対応です

・雷ガード付きタップ

ベッドルームライト用にスイッチ付きを使用していたので、サージプロテクト(雷ガード)付きのタップにしました。購入したのはYAZAWA(ヤザワ)の商品で型番はY02FUSK210WHとなります。こちらは使用中に赤いLEDが光ります。


雷ガード付きです

・雷対応とは?

雷対応とはOA用などであるサージプロテクトと言われる雷などで急激な電流が流れた時にPCや繋いでいる機器を過電流で壊さないよう電源を遮断して繋がれている機材を守るための物です。雷なんてそう簡単に落ちないし、実際落ちてもまず壊れないだろうとお思いでしょうが、私は海外に居る時に近くに雷が落ちて購入したばかりのDVDシネマシステムが完全に壊れた事があります。OA専用の高級な物から今回のプラグだけの格安な物もあるので、テレビやPCやオーディオなど高級な機材を繋いでいる電源タップはサージプロテクト対応にする事をおすすめします。


LEDランプ付きです


下にもコンセントを刺す事が出来ます

・ブレーカー付き電源タップ

容量が多い機材を使った時にブレーカーが落ちるようにブレーカー付きの電源タップも用意しました。これが今回の本命と言ってもよい商品で、半田ごてに限らず電源を使いすぎの時に燃えたりする前に自動的にブレーカーが落ちるようにします。こちらもヤザワの商品で型番はY02FUB300WHとなります。こちらは使用していないプラブにホコリが入らないようにするキャップも付属しています。


コンセントキャップが付いています


ブレーカーのスイッチが見えます


こちらも下側にも刺せる3個口になります

・接続する

ブレーカー対応品を最初に取り付けてそれにスイッチ付きのタップを繋げる事にしました。コンセントキャップが付いているので、使用していないプラグにはキャップを取り付けました。もちろん今は何も問題なく電源を使い過ぎる事もなく快適で何より安心です。



・100均の製品などはどうか

何でも100円ショップで揃う時代になり、私もカメラ整備、レザークラフトや水泳用のストラップなど100均商品を使う事がよくありますが、この電源周りだけは秋葉原などの謎の激安ワゴンセール品などにも目をくれず、大手量販店などで手に入るメーカー物を使用する事にしています。やはり家が燃えてしまったら悔やむに悔やまれないので、若干値段がはったとしてもきちんとテストなどをしているであろうメーカー製を選んだ方が安心感は高いです。


やはり電源周りが新品なのは安心です

・まとめ

複数の機材を繋いでいたり古い延長ケーブルや電源タップを使用している人は一度ホコリが溜まってないかも含めて確認するとよいと思います。特にドライヤーなどを部分は電源容量がオーバーしていないかなどを確認してブレーカー付きにして、PCやテレビなど高価な商品をつなぐ箇所は雷対応のプラグにする事をおすすめします。





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